Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (2021) が届いた
2021 年 11 月 11 日に発売した Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (2021) が今日届いた。
Kindle Paperwhite を初めて買ったわけではなく第 5 世代 (2012) からの買い換え。 購入の決め手は USB Type-C に対応だ。 これで micro USB Type-B 端子での充電からおさらば 👋
レビュー
スペックについては、色々なサイトがレビューとして紹介しているので手に取って気がついた第 5 世代からの変更点だけ書く。 USB Type-C になった以外に気にせずとりあえず注文したので単なるスペックの変更も書いてしまうかもしれない。
気がついた点
接続端子
充電、PC との接続の為の端子が micro USB Type-B から USB Type-C になった。 これでノート PC やスマホを充電するために使っているケーブルをそのまま使って充電できる。 また、シグニチャーエディションはワイヤレス充電に対応しているため充電スタンドに置くだけで充電できるようになった。
USB Type-C になれば家にある大体のコンセントので必要になることはない気がするがワイヤレス充電付きを買った。 ワイヤレス充電スタンドは 2021 年 12 月 1 日なのでまだ届いてない。
充電回りだと端子の位置が端末の中心になっていた。 第 5 世代では中心から左に micro USB-Type-B の接続端子、右に電源ボタンとなってましたが、シグニチャーエディション (2021) では中心に USB Type-C の接続端子、その右に電源ボタンとなっている。
動作速度
第 5 世代が発売された 2012 年から 9 年経っているので動作速度はかなり改善されていた。
まだ、届いて数日なので細かい部分はわからないが小説を読んでいて気がついたのは、画面のリフレッシュをする頻度がかなり少なくなっている。 第 5 世代では小説の場合は 1 リフレッシュ/6 ページくらいだったが、シグニチャーエディションでは 1 リフレッシュ / 60 ページくらいになっていた。 また、Kindle Paperwhite で読むものではないかもしれないが PDF のページ送りもワンテンポ早くなっているのが体感できた。
画面の切り替えも基本的にはワンテンポほど早くなっているように感じた。 特に Kindle ストアへのアクセスに関しては大きく改善されており、第 5 世代のようなもっさり感は一切なくなっている。
ディスプレイ
サイズが大きくなった。6.8 インチになったらしい。
画面の大きさよりも解像度が上がったことの恩恵の方が感じられる。 第 5 世代では 212 ppi だったディスプレイ解像度が 300ppi に向上している。 尤も、300ppi への変更はシグニチャエディションからではなく、第 10 世代 (2018) の段階で行われていた。 これにより、第 5 世代では明朝体だと文字がかすれてしまっているように見えていたが、シグニチャエディションではそういった印象は受けなかった。 そのため、シグニチャエディションでは明朝体を利用している。 勿論、ゴシック体でも文字の輪郭がくっきりしており解像度の違いを体感できる。
ディスプレイとベゼルとの間の段差がなくなっていたのに加えてディスプレイサイズが大きくなったのに対してデバイスの大きさが変わっていないためベゼルも小さくなっている。
フロントライト
色調調整ができるようになったので画面が暖色に調整できて目が優しくなった。 寝る前に布団に潜って使用することが多いため、自動明るさ調整と時間による色調調整の恩恵を受けているように感じる。 第 5 世代は白色だったので目に優しい電子ペーパーとは言えフロントが眩しかったがそれが低減されてよかった。
暗闇で使っていて気がついたのは、フロントライトのムラがなくなっていた。 第 5 世代では画像からわかるように画面下に暗い部分と明るい部分のムラが目立っている。

シグニチャーエディションではこれが改善されており、ほとんどムラは感じられない。

また、画面の明るさを最大にした比較になっており、シグニチャエディションのことが明るいことが確認できる。 外での利用は試していないがこれならば太陽光の元でも快適なのではないだろうか。
UI
第 5 世代はソフトウェアアップデートのサポートが切れてしまっていた気がするので、シグニチャエディションとそれ以前の Kindle Paperwhite との違いなのかはっきりしないが、第 5 世代と比べる UI が大きく異なっていた。 どちらが使い易いのかは人によりけりだと思うので特に書くことはない。
その他
恐らくバグだと思われる動作として漫画を読んでいると特定のページで次のページに移動する等の操作をしないと画面がちらつき続けるような動作をする。 目が辛いので早いところアプデで解消して欲しい。
まとめ
もし、第 5 世代からの書い換えを検討している方がいらっしゃるのであれば、素直に買いだと思う。
また、Kindle Paperwhite の購入を検討している Kindle Paperwhite を保有していない方にとっても今回のモデルに関しては買うタイミングとしてはいいのではないかと思う。 仮に次のモデルが発売されたとしても今回のモデルで行われたような大きな変更 (USB Type-C の採用、画面サイズの向上) はないのではないだろうか。
ワイヤレス充電スタンドが届いたら使い勝手について追記予定。
追記
ワイヤレス充電スタンドが届いたのでレビュー。 ワイヤレス充電スタンドは買う必要ないです。
何も調べずに買ってしまったが Anker 製でした。 本体のアダプターが USB Type-C なのに対してこのワイヤレス充電スタンドはよくわからんアダプターになってます。 これは、Amazon で ☆1 評価が付くだろうと思ったら同じことを言っている人が既にいました。
電池の容量も増えているため、毎日何時間も使用するということがなければ数週間に 1 回充電すれば十分なくらいなので多くの人にとって必要ないものだと思った。 また、スタンドが USB Type-C で接続できないのはあまりにも不便なのでそのうち他者から USB Type-C で接続するスタンドが発売するのではないだろうか。
この出来であれば、発売しない方がよかったまである。